不眠症Q&A
不眠症関連でよくある質問と回答①
Q 身体はとても疲れているのに布団に入ってもなかなか寝付くことが出来ずただ時間だけが経ち、睡眠が出来ず時間をあまりとることが出来ませんが、良い対処方はありますでしょうか？
A このように、ただただ時間が過ぎていき眠ることが出来ずに体の疲れが取れていない人が最近は増えている傾向にあります。近年の日本社会はただ一日を過ごすだけでも体は相当なストレスを感じています。ストレスが強ければ強いほど体は疲労しますが精神的なストレスは疲労を蓄積するだけでなく、自律神経系に支障をきたしてしまいます。こういった不眠でお悩みの方は心身共に回復するよりも、まずは、感覚をリラックスさせて脳疲労を減らしてあげる方がいいです。普段から深呼吸や与える刺激を減らしてみてくださいね。
不眠症関連でよくある質問と回答②
Q ちゃんとした睡眠をとることが出来てはいるが目の下のくまが酷くなかなか改善されないのと顔色が悪く映ってしまうことが日常的に続いていて困っているのですが、どうすれば良いでしょうか？
A 不眠とは、ただ眠りが不規則になることで起こってしまうものですが、不眠症はこういった不眠がすべての原因になっているわけではありません。目の下のクマも実際に不眠に関連して出てきやすいものになります。クマはなぜ出てくるかご存じですか？目の下のクマは瞼の下の血行が悪くなることでだんだんと目の下が黒くなっていきそれが濃くなったのがクマと言われます。瞼の血行が悪くなっているのは顔周りの血行が行き届いておらず、脳の疲労が蓄積されていることを指します。目のクマが気になる方はホットアイマスクなどで瞼を温めたり瞼の周囲にある眼輪筋を緩めると少し血色がよくなりますよ。
不眠症関連でよくある質問と回答③
Q 眼精疲労がなかなか抜けずに困っていますがどうしたら軽減できますか？
A 眼精疲労も不眠症に関連してくる症状の一つになります。頭、脳、首など、不眠症に関連している症状のほとんどがこういった場所に集まって出てきます。
眼精疲労はただ目が疲れているのではありません。何かを見る際に私たちの目は毛様体筋といった細かな筋肉を弛緩、収縮させピントを合わしています。最近ではスマホやテレビ、パソコンなど画面を見ることが増えました。そのせいでピントを合わせないといけない作業をずっと行わないといけなくなり神経の働きが追い付かないことで眼精疲労が強く表れてしまいます。眼精疲労は目を休めることも大切ですが、画面を見ない時間を作ることがこれからは大切になってきます。
不眠症関連でよくある質問と回答④
Q 不眠症とは離れているかもしれませんが、ショートスリーパーで普段から睡眠時間は3時間ぐらいなのですが、これを長くすることは可能ですか？
A 睡眠時間が以前より少なくなったという方もいらっしゃるのではないでしょうか？
不眠症は寝られないからダメなのではなく、睡眠がとれておらず脳の回復が適切に行われないことで正常に脳が物事を判断できなくなってしまうことが怖いポイントになってきます。ショートスリーパーの方は睡眠時間が短い中で脳が機能しているため、脳が無理していることと一緒になります。ですので難しく考えすぎず一日の情報を落ち着いて脳が処理できるように時間を管理できれば長時間の睡眠をとれるのではないでしょうか？
不眠症関連でよくある質問と回答⑤
Q ストレスと不眠は関係があるのでしょうか？
A ストレスと不眠はとても密接な関係性にあります。そのため日常的にストレスを強く感じる方は不眠症になりやすいです。
ストレスを感じると起こることが緊張することによる体のこわばりや圧迫感です。プレッシャーとも言います。精神的なものになってしまいますが、このようなものの影響でホルモンバランスを崩してしまい体の循環が悪くなってしまいます。
鍼灸の世界ではストレスを感じると心、肺の経絡上に問題が出やすくなるといわれています。心、肺の経絡は上半身に多いため体が主だるく感じるのもこういったストレスが原因と考えると少し納得してしまいますよね。なのでストレスを強く感じた際は日ごろから深呼吸や何もしない一日を作るなどの対応をしてみてもいいのではないかと思います。
